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父親の慈悲をください

早朝街に出ると朝日が目に染みた

夜中は着飾った老若男女達がはびこった、煌びやかな繁華街も
今は夜通し遊び歩いた者たちの、汗と疲労のにおいだけが残っていた

飲食店から出された残飯のゴミ袋にカラスたちが群がり
そして飛びだっていく

そんな深夜の匂いもやがて出勤する者たちの、日常で消されていくのだろう

俺はゴミ袋をひとつ蹴飛ばした

ゴミ袋を漁っていた黒猫が みゃあ とないた

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